Method: projects.addFirebase

指定した既存の Google Cloud Platform(GCP)Project に Firebase リソースを追加します。

FirebaseProject は実際には GCP Project でもあるため、FirebaseProject の基盤となる GCP 識別子(projectNumberprojectId)は同じです。これにより、Google API との相互運用が容易になります。

この呼び出しの結果は Operation です。donetrue になるまで operations.get を呼び出して、プロビジョニング プロセスを追跡するため Operation をポーリングします。donetrue の場合、Operation は成功または失敗のいずれかです。Operation が成功した場合、responseFirebaseProject に設定されます。Operation が失敗した場合、errorgoogle.rpc.Status に設定されます。Operation は完了後に自動的に削除されるため、operations.delete を呼び出す必要はありません。

このメソッドでは、基盤となる GCP Project の請求先アカウント情報は変更されません。

projects.addFirebase を呼び出すには、プロジェクト メンバーまたはサービス アカウントに次の権限が付与されている必要があります(編集者とオーナーの IAM ロールにこれらの権限が含まれています)。firebase.projects.updateresourcemanager.projects.getserviceusage.services.enableserviceusage.services.get

HTTP リクエスト

POST https://firebase.googleapis.com/v1beta1/{project=projects/*}:addFirebase

この URL は gRPC Transcoding 構文を使用します。

パスパラメータ

パラメータ
project

string

Firebase リソースが追加される GCP Project のリソース名。次の形式で指定します。

projects/PROJECT_IDENTIFIER

PROJECT_IDENTIFIER 値の詳細については、FirebaseProjectname フィールドをご覧ください。

projects.addFirebase を呼び出した後は、基盤となる GCP Project の一意のプロジェクト識別子(projectNumberprojectId)が FirebaseProject の識別子になります。

リクエストの本文

リクエストの本文には、次の構造のデータが含まれます。

JSON 表現
{
  "locationId": string
}
フィールド
locationId

string

非推奨です。代わりに、プロジェクトのデフォルトの GCP リソース ロケーションを設定するには、Firebase リソースを GCP Project に追加した後に defaultLocation.finalize を呼び出します。

プロジェクトのデフォルト GCP リソース ロケーションの ID。ロケーションは、使用可能な GCP リソース ロケーションのいずれかである必要があります。

レスポンスの本文

成功した場合、レスポンスの本文には Operation のインスタンスが含まれます。

認証スコープ

次の OAuth スコープのいずれかが必要です。

  • https://www.googleapis.com/auth/cloud-platform
  • https://www.googleapis.com/auth/firebase

詳細については、認証の概要をご覧ください。