Flutter Web を統合する

Firebase フレームワーク対応の CLI を使用して Flutter アプリケーションを Firebase にデプロイできます。

始める前に

Firebase にアプリのデプロイを開始する前に、次の要件とオプションを確認してください。

  • Firebase CLI バージョン 12.1.0 以降。任意の方法で CLI をインストールしている。
  • 省略可: Firebase プロジェクトで課金が有効になっている(SSR を使用する場合は必須)。

Firebase を初期化する

まず、フレームワーク プロジェクトで Firebase を初期化します。新しいプロジェクトの場合は Firebase CLI を使用します。既存のプロジェクトの場合は firebase.json を変更します。

新しいプロジェクトを初期化する

  1. Firebase CLI で、ウェブ フレームワークのプレビューを有効にします:
    firebase experiments:enable webframeworks
  2. CLI から初期化コマンドを実行します。

    firebase init hosting
    というプロンプトが表示されます。

  3. 「Do you want to use a web framework? (experimental)」に「yes」と回答します。

  4. ホスティング ソース ディレクトリを選択します。既存の Flutter アプリを指定できます。

  5. プロンプトが表示されたら、Flutter Web を選択します。

既存のプロジェクトを初期化する

firebase.json のホスティング構成を変更して、public オプションではなく source オプションを設定します。例:

{
  "hosting": {
    "source": "./path-to-your-flutter-app"
  }
}

静的コンテンツを提供する

Firebase を初期化した後、標準のデプロイ コマンドで静的コンテンツを提供します。

firebase deploy