アプリから関数を呼び出す


Cloud Functions for Firebase のクライアント SDK を使用すると、Firebase アプリから関数を直接呼び出すことができます。この方法でアプリから関数を呼び出すには、Cloud Functions で HTTP 呼び出し可能関数を記述してデプロイし、アプリから関数を呼び出すためのクライアント ロジックを追加します。

HTTP 呼び出し可能関数は HTTP 関数と類似しているものの、同一ではないことに注意することが重要です。HTTP 呼び出し可能関数を使用するには、プラットフォームのクライアント SDK をバックエンド API とともに使用する(またはプロトコルを実装する)必要があります。呼び出し可能関数と HTTP 関数の主な違いは以下のとおりです。

  • 呼び出し可能関数では、Firebase Authentication トークン、FCM トークン、App Check トークンは、使用可能な場合、自動的にリクエストに追加されます。
  • トリガーは、リクエスト本文を自動的に逆シリアル化し、認証トークンを検証します。

Firebase SDK for Cloud Functions(第 2 世代)以降は、次の各 Firebase クライアント SDK の最小バージョンとの連携によって、HTTPS 呼び出し可能関数をサポートします。

  • Firebase SDK for Apple プラットフォーム 11.6.0
  • Firebase SDK for Android 21.0.0
  • Firebase Modular Web SDK v. 9.7.0

サポートされていないプラットフォーム上で構築されたアプリに同様の機能を追加する場合は、https.onCall のプロトコル仕様を参照してください。これ以降は、Apple プラットフォーム、Android、ウェブ、C++、Unity 用の HTTP 呼び出し可能関数の記述、デプロイ、呼び出し方法について説明します。

呼び出し可能関数を記述してデプロイする

functions.https.onCall を使用して HTTPS 呼び出し可能関数を作成します。このメソッドは、data とオプションの context の 2 つのパラメータを受け取ります。

  // Saves a message to the Firebase Realtime Database but sanitizes the
  // text by removing swearwords.
  exports.addMessage = functions.https.onCall((data, context) => {
    // ...
  });
  

たとえば、テキスト メッセージを Realtime Database に保存する呼び出し可能関数の場合、data にはメッセージ テキストが含まれ、context パラメータはユーザーの認証情報を表します。

// Message text passed from the client.
const text = request.data.text;
// Authentication / user information is automatically added to the request.
const uid = request.auth.uid;
const name = request.auth.token.name || null;
const picture = request.auth.token.picture || null;
const email = request.auth.token.email || null;

呼び出し可能関数のロケーションと呼び出し側のクライアントのロケーションが離れている場合、ネットワーク レイテンシが発生する可能性があります。パフォーマンスを最適化するには、適切な場所に関数のロケーションを指定し、クライアントサイドで SDK を初期化するときに、設定されたロケーションに応じて呼び出し可能関数のロケーションを調整します。

必要に応じて、App Check 証明書を添付して、請求詐欺やフィッシングなどの不正行為からバックエンド リソースを保護することができます。Cloud FunctionsApp Check の適用を有効にするをご覧ください。

結果の返送

クライアントにデータを返送するには、JSON でエンコード可能なデータを返します。たとえば、加法演算の結果を返すには、次のように使用します。

// returning result.
return {
  firstNumber: firstNumber,
  secondNumber: secondNumber,
  operator: "+",
  operationResult: firstNumber + secondNumber,
};

非同期オペレーションの後にデータを返すには、Promise を返します。Promise によって返されたデータは、クライアントに返送されます。たとえば、呼び出し可能関数が Realtime Database に書き込んだサニタイズ済みテキストを返すことができます。

// Saving the new message to the Realtime Database.
const sanitizedMessage = sanitizer.sanitizeText(text); // Sanitize message.

return getDatabase().ref("/messages").push({
  text: sanitizedMessage,
  author: {uid, name, picture, email},
}).then(() => {
  logger.info("New Message written");
  // Returning the sanitized message to the client.
  return {text: sanitizedMessage};
})

エラーを処理する

有用なエラーの詳細をクライアントで取得できるようにするには、functions.https.HttpsError のインスタンスをスローする(またはこのインスタンスで拒否された Promise を返す)ことにより、呼び出し可能関数からエラーを返します。エラーの code 属性は、functions.https.HttpsError に示されているいずれかの値を取ることができます。エラーには文字列 message も含まれています。デフォルトは空の文字列です。エラーでは、オプションの details フィールドに任意の値を設定することもできます。関数から HttpsError 以外のエラーがスローされると、クライアントでは代わりにメッセージ INTERNAL とコード internal が含まれるエラーを受け取ります。

たとえば、関数はデータ検証や認証に関するエラーをスローできますが、その際に呼び出し元のクライアントに返すエラー メッセージを付加できます。

// Checking attribute.
if (!(typeof text === "string") || text.length === 0) {
  // Throwing an HttpsError so that the client gets the error details.
  throw new HttpsError("invalid-argument", "The function must be called " +
          "with one arguments \"text\" containing the message text to add.");
}
// Checking that the user is authenticated.
if (!request.auth) {
  // Throwing an HttpsError so that the client gets the error details.
  throw new HttpsError("failed-precondition", "The function must be " +
          "called while authenticated.");
}

呼び出し可能関数をデプロイする

完成した呼び出し可能関数を index.js 内に保存した後、firebase deploy を実行すると、他のすべての関数とともにデプロイされます。呼び出し可能関数のみをデプロイするには、次に示すように --only 引数を使用して部分デプロイを行います。

firebase deploy --only functions:addMessage

関数のデプロイ時に権限エラーが発生した場合は、デプロイ コマンドを実行するユーザーに適切な IAM ロールが割り当てられていることを確認します。

クライアント開発環境を設定する

すべての前提条件を満たしていることを確認し、必要な依存関係とクライアント ライブラリをアプリに追加します。

iOS+

Firebase を Apple アプリに追加するの手順に沿って操作します。

Swift Package Manager を使用して Firebase の依存関係のインストールと管理を行います。

  1. Xcode でアプリのプロジェクトを開いたまま、[File] > [Add Packages] の順に移動します。
  2. プロンプトが表示されたら、Firebase Apple プラットフォーム SDK リポジトリを追加します。
  3.   https://github.com/firebase/firebase-ios-sdk.git
  4. Cloud Functions ライブラリを選択します。
  5. ターゲットのビルド設定の [Other Linker Flags] セクションに -ObjC フラグを追加します。
  6. 上記の作業が完了すると、Xcode は依存関係の解決とバックグラウンドでのダウンロードを自動的に開始します。

Web

  1. Firebase をウェブアプリに追加するの手順に沿って操作します。ターミナルから次のコマンドを実行します。
    npm install firebase@11.0.2 --save
  2. Firebase Core と Cloud Functions の両方を手動で要求します。

     import { initializeApp } from 'firebase/app';
     import { getFunctions } from 'firebase/functions';
    
     const app = initializeApp({
         projectId: '### CLOUD FUNCTIONS PROJECT ID ###',
         apiKey: '### FIREBASE API KEY ###',
         authDomain: '### FIREBASE AUTH DOMAIN ###',
       });
     const functions = getFunctions(app);

Web

  1. Firebase をウェブアプリに追加するの手順に沿って操作します。
  2. Firebase Core と Cloud Functions クライアント ライブラリをアプリに追加します。
    <script src="https://www.gstatic.com/firebasejs/8.10.1/firebase.js"></script>
    <script src="https://www.gstatic.com/firebasejs/8.10.1/firebase-functions.js"></script>

Cloud Functions SDK は、npm パッケージとしても提供されています。

  1. ターミナルから次のコマンドを実行します。
    npm install firebase@8.10.1 --save
  2. Firebase Core と Cloud Functions の両方を手動で要求します。
    const firebase = require("firebase");
    // Required for side-effects
    require("firebase/functions");

Kotlin

  1. Android アプリに Firebase を追加するの手順に沿って操作します。

  2. モジュール(アプリレベル)の Gradle ファイル(通常は <project>/<app-module>/build.gradle.kts または <project>/<app-module>/build.gradle)に、Android 用 Cloud Functions ライブラリの依存関係を追加します。ライブラリのバージョニングの制御には、Firebase Android BoM を使用することをおすすめします。

    dependencies {
        // Import the BoM for the Firebase platform
        implementation(platform("com.google.firebase:firebase-bom:33.7.0"))
    
        // Add the dependency for the Cloud Functions library
        // When using the BoM, you don't specify versions in Firebase library dependencies
        implementation("com.google.firebase:firebase-functions")
    }

    Firebase Android BoM を使用すると、アプリは常に互換性のあるバージョンの Firebase Android ライブラリを使用します。

    (代替方法)BoM を使用せずに Firebase ライブラリの依存関係を追加する

    Firebase BoM を使用しない場合は、依存関係の行でそれぞれの Firebase ライブラリのバージョンを指定する必要があります。

    アプリで複数の Firebase ライブラリを使用する場合は、すべてのバージョンの互換性を確保するため、BoM を使用してライブラリのバージョンを管理することを強くおすすめします。

    dependencies {
        // Add the dependency for the Cloud Functions library
        // When NOT using the BoM, you must specify versions in Firebase library dependencies
        implementation("com.google.firebase:firebase-functions:21.1.0")
    }
    Kotlin 固有のライブラリ モジュールをお探しの場合、 2023 年 10 月(Firebase BoM 32.5.0)以降、Kotlin と Java のどちらのデベロッパーもメイン ライブラリ モジュールを利用できるようになります(詳しくは、このイニシアチブに関するよくある質問をご覧ください)。

Java

  1. Android アプリに Firebase を追加するの手順に沿って操作します。

  2. モジュール(アプリレベル)の Gradle ファイル(通常は <project>/<app-module>/build.gradle.kts または <project>/<app-module>/build.gradle)に、Android 用 Cloud Functions ライブラリの依存関係を追加します。ライブラリのバージョニングの制御には、Firebase Android BoM を使用することをおすすめします。

    dependencies {
        // Import the BoM for the Firebase platform
        implementation(platform("com.google.firebase:firebase-bom:33.7.0"))
    
        // Add the dependency for the Cloud Functions library
        // When using the BoM, you don't specify versions in Firebase library dependencies
        implementation("com.google.firebase:firebase-functions")
    }

    Firebase Android BoM を使用すると、アプリは常に互換性のあるバージョンの Firebase Android ライブラリを使用します。

    (代替方法)BoM を使用せずに Firebase ライブラリの依存関係を追加する

    Firebase BoM を使用しない場合は、依存関係の行でそれぞれの Firebase ライブラリのバージョンを指定する必要があります。

    アプリで複数の Firebase ライブラリを使用する場合は、すべてのバージョンの互換性を確保するため、BoM を使用してライブラリのバージョンを管理することを強くおすすめします。

    dependencies {
        // Add the dependency for the Cloud Functions library
        // When NOT using the BoM, you must specify versions in Firebase library dependencies
        implementation("com.google.firebase:firebase-functions:21.1.0")
    }
    Kotlin 固有のライブラリ モジュールをお探しの場合、 2023 年 10 月(Firebase BoM 32.5.0)以降、Kotlin と Java のどちらのデベロッパーもメイン ライブラリ モジュールを利用できるようになります(詳しくは、このイニシアチブに関するよくある質問をご覧ください)。

Dart

  1. Firebase を Flutter アプリに追加するの手順に沿って操作します。

  2. Flutter プロジェクトのルートから、次のコマンドを実行してプラグインをインストールします。

    flutter pub add cloud_functions
    
  3. 完了したら、Flutter アプリケーションを再ビルドします。

    flutter run
    
  4. インストール後、Dart コードにインポートすると、cloud_functions プラグインにアクセスできます。

    import 'package:cloud_functions/cloud_functions.dart';
    

C++

Android の C++ の場合:

  1. Firebase を C++ プロジェクトに追加するの手順に沿って操作します。
  2. firebase_functions ライブラリを CMakeLists.txt ファイルに追加します。

Apple プラットフォームの C++ の場合:

  1. Firebase を C++ プロジェクトに追加するの手順に沿って操作します。
  2. Cloud Functions Pod を Podfile に追加します。
    pod 'Firebase/Functions'
  3. ファイルを保存して、次のコマンドを実行します。
    pod install
  4. Firebase C++ SDK の Firebase Core と Cloud Functions フレームワークを Xcode プロジェクトに追加します。
    • firebase.framework
    • firebase_functions.framework

Unity

  1. Firebase を Unity プロジェクトに追加するの手順に沿って操作します。
  2. Firebase Unity SDKFirebaseFunctions.unitypackage を Unity プロジェクトに追加します。

クライアント SDK を初期化する

Cloud Functions のインスタンスを初期化します。

Swift

lazy var functions = Functions.functions()

Objective-C

@property(strong, nonatomic) FIRFunctions *functions;
// ...
self.functions = [FIRFunctions functions];

Web

firebase.initializeApp({
  apiKey: '### FIREBASE API KEY ###',
  authDomain: '### FIREBASE AUTH DOMAIN ###',
  projectId: '### CLOUD FUNCTIONS PROJECT ID ###'
  databaseURL: 'https://### YOUR DATABASE NAME ###.firebaseio.com',
});

// Initialize Cloud Functions through Firebase
var functions = firebase.functions();

Web

const app = initializeApp({
  projectId: '### CLOUD FUNCTIONS PROJECT ID ###',
  apiKey: '### FIREBASE API KEY ###',
  authDomain: '### FIREBASE AUTH DOMAIN ###',
});
const functions = getFunctions(app);

Kotlin

private lateinit var functions: FirebaseFunctions
// ...
functions = Firebase.functions

Java

private FirebaseFunctions mFunctions;
// ...
mFunctions = FirebaseFunctions.getInstance();

Dart

final functions = FirebaseFunctions.instance;

C++

firebase::functions::Functions* functions;
// ...
functions = firebase::functions::Functions::GetInstance(app);

Unity

functions = Firebase.Functions.DefaultInstance;

関数を呼び出す

Swift

functions.httpsCallable("addMessage").call(["text": inputField.text]) { result, error in
  if let error = error as NSError? {
    if error.domain == FunctionsErrorDomain {
      let code = FunctionsErrorCode(rawValue: error.code)
      let message = error.localizedDescription
      let details = error.userInfo[FunctionsErrorDetailsKey]
    }
    // ...
  }
  if let data = result?.data as? [String: Any], let text = data["text"] as? String {
    self.resultField.text = text
  }
}

Objective-C

[[_functions HTTPSCallableWithName:@"addMessage"] callWithObject:@{@"text": _inputField.text}
                                                      completion:^(FIRHTTPSCallableResult * _Nullable result, NSError * _Nullable error) {
  if (error) {
    if ([error.domain isEqual:@"com.firebase.functions"]) {
      FIRFunctionsErrorCode code = error.code;
      NSString *message = error.localizedDescription;
      NSObject *details = error.userInfo[@"details"];
    }
    // ...
  }
  self->_resultField.text = result.data[@"text"];
}];

Web

var addMessage = firebase.functions().httpsCallable('addMessage');
addMessage({ text: messageText })
  .then((result) => {
    // Read result of the Cloud Function.
    var sanitizedMessage = result.data.text;
  });

Web

import { getFunctions, httpsCallable } from "firebase/functions";

const functions = getFunctions();
const addMessage = httpsCallable(functions, 'addMessage');
addMessage({ text: messageText })
  .then((result) => {
    // Read result of the Cloud Function.
    /** @type {any} */
    const data = result.data;
    const sanitizedMessage = data.text;
  });

Kotlin

private fun addMessage(text: String): Task<String> {
    // Create the arguments to the callable function.
    val data = hashMapOf(
        "text" to text,
        "push" to true,
    )

    return functions
        .getHttpsCallable("addMessage")
        .call(data)
        .continueWith { task ->
            // This continuation runs on either success or failure, but if the task
            // has failed then result will throw an Exception which will be
            // propagated down.
            val result = task.result?.data as String
            result
        }
}

Java

private Task<String> addMessage(String text) {
    // Create the arguments to the callable function.
    Map<String, Object> data = new HashMap<>();
    data.put("text", text);
    data.put("push", true);

    return mFunctions
            .getHttpsCallable("addMessage")
            .call(data)
            .continueWith(new Continuation<HttpsCallableResult, String>() {
                @Override
                public String then(@NonNull Task<HttpsCallableResult> task) throws Exception {
                    // This continuation runs on either success or failure, but if the task
                    // has failed then getResult() will throw an Exception which will be
                    // propagated down.
                    String result = (String) task.getResult().getData();
                    return result;
                }
            });
}

Dart

    final result = await FirebaseFunctions.instance.httpsCallable('addMessage').call(
      {
        "text": text,
        "push": true,
      },
    );
    _response = result.data as String;

C++

firebase::Future<firebase::functions::HttpsCallableResult> AddMessage(
    const std::string& text) {
  // Create the arguments to the callable function.
  firebase::Variant data = firebase::Variant::EmptyMap();
  data.map()["text"] = firebase::Variant(text);
  data.map()["push"] = true;

  // Call the function and add a callback for the result.
  firebase::functions::HttpsCallableReference doSomething =
      functions->GetHttpsCallable("addMessage");
  return doSomething.Call(data);
}

Unity

private Task<string> addMessage(string text) {
  // Create the arguments to the callable function.
  var data = new Dictionary<string, object>();
  data["text"] = text;
  data["push"] = true;

  // Call the function and extract the operation from the result.
  var function = functions.GetHttpsCallable("addMessage");
  return function.CallAsync(data).ContinueWith((task) => {
    return (string) task.Result.Data;
  });
}

クライアントでエラーを処理する

サーバーがエラーをスローした場合、または結果の Promise が拒否された場合、クライアントはエラーを受け取ります。

関数から返されたエラーの型が function.https.HttpsError の場合、クライアントにはサーバーエラーからエラーの codemessagedetails が出力されます。それ以外の場合、エラーにはメッセージ INTERNAL とコード INTERNAL が組み込まれます。呼び出し可能関数でエラーを処理する方法については、ガイダンスをご覧ください。

Swift

if let error = error as NSError? {
  if error.domain == FunctionsErrorDomain {
    let code = FunctionsErrorCode(rawValue: error.code)
    let message = error.localizedDescription
    let details = error.userInfo[FunctionsErrorDetailsKey]
  }
  // ...
}

Objective-C

if (error) {
  if ([error.domain isEqual:@"com.firebase.functions"]) {
    FIRFunctionsErrorCode code = error.code;
    NSString *message = error.localizedDescription;
    NSObject *details = error.userInfo[@"details"];
  }
  // ...
}

Web

var addMessage = firebase.functions().httpsCallable('addMessage');
addMessage({ text: messageText })
  .then((result) => {
    // Read result of the Cloud Function.
    var sanitizedMessage = result.data.text;
  })
  .catch((error) => {
    // Getting the Error details.
    var code = error.code;
    var message = error.message;
    var details = error.details;
    // ...
  });

Web

import { getFunctions, httpsCallable } from "firebase/functions";

const functions = getFunctions();
const addMessage = httpsCallable(functions, 'addMessage');
addMessage({ text: messageText })
  .then((result) => {
    // Read result of the Cloud Function.
    /** @type {any} */
    const data = result.data;
    const sanitizedMessage = data.text;
  })
  .catch((error) => {
    // Getting the Error details.
    const code = error.code;
    const message = error.message;
    const details = error.details;
    // ...
  });

Kotlin

addMessage(inputMessage)
    .addOnCompleteListener { task ->
        if (!task.isSuccessful) {
            val e = task.exception
            if (e is FirebaseFunctionsException) {
                val code = e.code
                val details = e.details
            }
        }
    }

Java

addMessage(inputMessage)
        .addOnCompleteListener(new OnCompleteListener<String>() {
            @Override
            public void onComplete(@NonNull Task<String> task) {
                if (!task.isSuccessful()) {
                    Exception e = task.getException();
                    if (e instanceof FirebaseFunctionsException) {
                        FirebaseFunctionsException ffe = (FirebaseFunctionsException) e;
                        FirebaseFunctionsException.Code code = ffe.getCode();
                        Object details = ffe.getDetails();
                    }
                }
            }
        });

Dart

try {
  final result =
      await FirebaseFunctions.instance.httpsCallable('addMessage').call();
} on FirebaseFunctionsException catch (error) {
  print(error.code);
  print(error.details);
  print(error.message);
}

C++

void OnAddMessageCallback(
    const firebase::Future<firebase::functions::HttpsCallableResult>& future) {
  if (future.error() != firebase::functions::kErrorNone) {
    // Function error code, will be kErrorInternal if the failure was not
    // handled properly in the function call.
    auto code = static_cast<firebase::functions::Error>(future.error());

    // Display the error in the UI.
    DisplayError(code, future.error_message());
    return;
  }

  const firebase::functions::HttpsCallableResult* result = future.result();
  firebase::Variant data = result->data();
  // This will assert if the result returned from the function wasn't a string.
  std::string message = data.string_value();
  // Display the result in the UI.
  DisplayResult(message);
}

// ...

// ...
  auto future = AddMessage(message);
  future.OnCompletion(OnAddMessageCallback);
  // ...

Unity

 addMessage(text).ContinueWith((task) => {
  if (task.IsFaulted) {
    foreach (var inner in task.Exception.InnerExceptions) {
      if (inner is FunctionsException) {
        var e = (FunctionsException) inner;
        // Function error code, will be INTERNAL if the failure
        // was not handled properly in the function call.
        var code = e.ErrorCode;
        var message = e.ErrorMessage;
      }
    }
  } else {
    string result = task.Result;
  }
});

アプリをリリースする前に、App Check を有効にして、自分のアプリだけが呼び出し可能関数のエンドポイントにアクセスできるようにすることをおすすめします。