特定の URL パターンを許可する

不正なユーザーが API キーを使用して、お客様のドメインからお客様の所有していないサイトにリダイレクトする Dynamic Links を作成することを防ぐには、Dynamic Links がリダイレクトできる URL を指定する必要があります。

許可される URL を指定するには、Firebase コンソールの Dynamic Links ページで > [URL パターンを許可リストに登録] をクリックし、RE2 構文を使用して最大 10 個の正規表現を指定します。Dynamic Links のディープリンク（link）またはフォールバック リンク（afl、ifl、ipfl、ofl）として使用できるのは、これらの正規表現のいずれかに一致する URL のみです。URL パターンを指定すると、いずれのパターンにも一致しない URL に対して Dynamic Links が HTTP エラー 400 を返します。

URL パターンはできる限り制限を厳しくする必要があります。次に例を示します。

制限が緩すぎる より良い

^https://.*.com/.*$

.com で終わる任意のサイトの任意のページにリダイレクトできます。

^https://mybrand\.com/.*$

リダイレクト先は mybrand.com のページに限定されます。

^https://play.google.com/.*$

どのアプリの Google Play Store ページにもリダイレクトできます。

^https://play\.google\.com/.*id=myapp\.com$

リダイレクト先は、パッケージ名が myapp.com のアプリの Google Play Store ページに限定されます。

^https://itunes.apple.com/.*$

itunes.apple.com のどのページにもリダイレクトできます。

^https://itunes\.apple\.com/.*id123$

リダイレクト先は、ID が id123 のアプリの App Store ページに限定されます。

Dynamic Links のディープリンクとフォールバック リンクが URL パターンのいずれかに一致していることを確認するには、Dynamic Links のデバッグページを表示して、警告がないことを確認します。

https://example.page.link/WXYZ?d=1