Dynamic Linksを作成するときにソーシャル メタデータを指定すると、アプリやサイトでDynamic Linksを表示する方法を改良できます。このメタデータは、サポートされるサービスにソーシャル メタタグの形式で渡され、リンクのリッチな表示を行うために使用されます。
たとえば、ソーシャル アプリでメタデータを使用すると、タイトル、リンク先のコンテンツの説明、プレビュー画像を含むカードとして共有 Dynamic Links を表示できます。
また、iOS で Dynamic Link を開いたときに表示されるアプリのプレビュー ページでメタデータを使用し、リンク先のコンテンツのプレビューを表示することもできます。
ソーシャル共有プレビュー
ソーシャル アプリでソーシャル メタデータに指定されたデータを使用すると、共有Dynamic Linksにリッチなプレビューを生成できます。次に例を示します。
上の例は、次のメタデータが指定されたDynamic Linkのプレビューです。
タイトル(
st
): アミメキリン説明(
sd
): アミメキリンは別名ソマリアキリンとも呼ばれ、「アフリカの角」に住むキリンの種類です。画像(
si
): (画像への URL)画像は 300 x 200 ピクセル以上、300 KB 未満である必要があります。
ソーシャル メタデータは、Twitter、Facebook、Facebook Messenger、iMessage、WhatsApp、Google+ などのサービスに渡されます。
アプリのプレビュー ページ
iOS で Dynamic Link を開くと、アプリのプレビュー ページが表示され、リンクを開くのに使用されるアプリが提示されます。アプリのプレビュー ページを利用すると、不要なシステム ダイアログが最小限になり、アプリ内ブラウザからの移動が可能になるため、ユーザーを最適な宛先(アプリなど)に確実に誘導することができます。その結果、アプリのプレビュー ページでDynamic Linksのクリック インストール率が向上します。
アプリのプレビュー ページでは、Dynamic Links を iOS 上で一意の一致として受け取ることもできます。ユーザーが [Save my place in the app] を選択して [開く] をクリックすると、Dynamic Link が iOS のクリップボードにコピーされます。アプリが開くと、Dynamic Links SDK は、そのリンクをクリックしたユーザーが現在のユーザーであることを 100% 信頼するリンクを受け取ります。
Dynamic Link にソーシャル メタデータを指定しないと、アプリのプレビュー ページには、App Store のアプリ情報に基づいてアプリの名前、アイコン、説明が表示されます。次に例を示します。
Dynamic Link にソーシャル メタデータを指定すると、アプリの名前とアイコンに加え、指定したタイトル、説明、画像がアプリのプレビュー ページに表示されます。次に例を示します。
ダイナミック リンク パラメータ efr=1
を指定すると、アプリのプレビュー ページをバイパスできます。アプリのプレビュー ページがないと、Dynamic Linksを iOS で一意の一致として受け取ることはできません。