Crashlytics ダッシュボードで読み取り可能なクラッシュ レポートを取得する

iOS+(Apple プラットフォーム)

Apple プラットフォーム アプリで Crashlytics Unity SDK 8.2.0 以降を使用している場合は、Firebase Unity Editor プラグインによって Xcode プロジェクトが自動的に構成され、シンボルがアップロードされるようになります。最新バージョンをダウンロードする。

Android

Android アプリの場合、Crashlytics Unity SDK 8.6.1 以降には NDK クラッシュ レポートが自動的に含まれます。これにより、Crashlytics は Android 上で Unity IL2CPP のクラッシュを自動的に報告できます。ただし、Crashlytics ダッシュボードにネイティブ ライブラリのクラッシュのシンボリケートされたスタック トレースを表示するには、Firebase CLI を使用してビルド時にシンボル情報をアップロードする必要があります。

  1. Crashlytics Unity SDK v8.6.1 以降を使用していることを確認します。最新バージョンをダウンロードする。

  2. シンボルをアップロードするための環境設定とプロジェクト設定を行います。

    1. このページの手順に沿って Firebase CLI をインストールします。

      すでに CLI がインストールされている場合は、最新バージョンに更新してください。

    2. (Android API レベル 30 以上を使用するアプリの場合のみ)アプリの AndroidManifest.xml テンプレートを更新して、ポインタのタグ付けを無効にします。

      1. [Android Player Settings] > [Publishing Settings] > [Build] > [Custom Main Manifest] チェックボックスをオンにします。

      2. Assets/Plugins/Android/AndroidManifest.xml にあるマニフェスト テンプレートを開きます。

      3. 8.8.0 より前の SDK バージョンを使用しているアプリのみ)アプリケーション タグに次の属性を追加します。<application android:allowNativeHeapPointerTagging="false" ... />

  3. プロジェクトをビルドして、シンボルをアップロードします。

    リリースビルドを作成するか、Firebase コンソールでシンボリケートされたスタック トレースを表示するビルドを作成するたびに、次の手順を行います。

    1. [Build Settings] ダイアログで、次のいずれかを行います。

      • Android Studio プロジェクトにエクスポートして、プロジェクトをビルドします。

      • APK を Unity Editor から直接ビルドします。
        ビルドする前に、[Build Settings] ダイアログで [Create symbols.zip] チェックボックスがオンになっていることを確認します。

    2. ビルドが完了したら、次の Firebase CLI コマンドを実行して、Crashlytics 互換のシンボル ファイルを生成し、Firebase サーバーにアップロードします。

      firebase crashlytics:symbols:upload --app=FIREBASE_APP_ID PATH/TO/SYMBOLS
      • FIREBASE_APP_ID: Firebase Android アプリ ID(パッケージ名ではありません)
        Firebase Android アプリ ID の例: 1:567383003300:android:17104a2ced0c9b9b

      • PATH/TO/SYMBOLS: CLI によって生成されたシンボル ファイルへのパス

        • Android Studio プロジェクトにエクスポートした場合: PATH/TO/SYMBOLSunityLibrary/symbols ディレクトリであり、Gradle または Android Studio でアプリをビルドすると、エクスポートされたプロジェクトのルートに作成されます。

        • Unity から直接 APK をビルドした場合: PATH/TO/SYMBOLS は、ビルドが完了した際に、プロジェクトのルート ディレクトリに生成される、圧縮されたシンボル ファイルのパスです(例: myproject/myapp-1.0-v100.symbols.zip)。

      Firebase CLI コマンドでシンボル ファイルの生成とアップロードを行う際に使用される高度なオプションを表示

      フラグ 説明
      --generator=csym

      デフォルトの Breakpad ジェネレーターではなく、古い cSYM シンボル ファイル ジェネレーターを使用します。

      このオプションの使用は推奨されません。デフォルトの Breakpad シンボル ファイル ジェネレーターを使用することをおすすめします。

      --generator=breakpad

      Breakpad シンボル ファイル ジェネレーターを使用します。

      デフォルトのシンボル ファイル生成は Breakpad です。このフラグは、ビルド構成に symbolGenerator { csym() } を追加したが、それをオーバーライドして Breakpad を使用する場合のみ使用します。

      --dry-run

      シンボル ファイルを生成するがアップロードは行いません。

      このフラグは、送信されるファイルの内容を調べる場合に役立ちます。

      --debug 追加のデバッグ情報が提供される