Firebase for C++ について理解する

Firebase で C++ プロジェクトを開発しているときに、なじみのないコンセプトや Firebase 独自のコンセプトに直面することがあります。このページでは、このような質問への回答や、詳細を説明するリソースの紹介を行っています。

このページで扱っていないトピックについてご不明な点がある場合は、オンライン コミュニティをご覧ください。また、定期的に新しいトピックを追加していますので、このページをチェックして最新情報をご確認ください。

プラットフォーム別の Firebase ライブラリ サポート

次の表に、各プラットフォームと互換性がある Firebase ライブラリを示します。現在のところ、デスクトップ サポートは開発を目的としており、ツールチェーンで許可されている場合、スマートフォンやタブレットにデプロイすることなく、開発マシンで機能をテストできます。

プラットフォーム Android iOS tvOS macOS
(ベータ版)
Windows
(ベータ版)
Linux
(ベータ版)
A/B Testing v8.3.0+
Analytics v8.7.0+
App Distribution v8.3.0+
Authentication v8.3.0+
Cloud Firestore v8.3.0+
Cloud Functions v8.3.0+
Cloud Messaging v8.3.0+
Cloud Storage v8.3.0+
Crashlytics v8.3.0+
Dynamic Links
Google Mobile Ads
Realtime Database v8.3.0+
Remote Config v8.3.0+

Google サービス – 構成ファイル

C++ プロジェクトに Firebase を追加するときに、Firebase 構成ファイルを追加する必要があります。

  • モバイル プラットフォームで C++ ゲームをリリースする場合は、Apple プラットフォーム(iOS+)Android の指示に沿って、該当するプロジェクト内の Firebase 構成ファイルを含めます。

  • デスクトップ用に開発するには、「mobile」Firebase 構成ファイルのデスクトップ バージョンを作成する必要があります。

    • Android google-services.json ファイルを追加した場合 - アプリの起動時に、Firebase がモバイル用のファイルの場所を特定し、デスクトップ用の Firebase 構成ファイル(google-services-desktop.json)を自動的に生成します。

    • Apple GoogleService-Info.plist ファイルを追加した場合 - アプリの起動前に、モバイル用のファイルをデスクトップ用の Firebase 構成ファイルに変換する必要があります。ファイルを変換するには、GoogleService-Info.plist ファイルと同じディレクトリで以下のコマンドを実行してください。

    generate_xml_from_google_services_json.py --plist -i GoogleService-Info.plist
    

1 つのアプリで複数の Firebase プロジェクトを使用する場合は、複数のプロジェクトの構成のドキュメントをご覧ください。

Firebase C++ SDK のオープンソース リソース

Firebase はオープンソース開発をサポートしているため、貢献やフィードバックが推奨されています。

Firebase SDK

オープンソースの C++ SDK は、GitHub リポジトリで公開されています。

Firebase 向け C++ SDK をビルドする方法において、次の点に注意してください。

  • Windows、Linux、macOS 用の C++ SDK は、完全にオープンソースで、GitHub リポジトリでホストされています。
  • iOS、tvOS、Android 向けの C++ SDK は、オープンソースの iOS SDKAndroid SDK 上に構築されています。

クイックスタート サンプル

Firebase には、C++ 上の Firebase API のクイックスタート サンプルのコレクションがあります。これらのクイックスタートは、一般公開されている Firebase GitHub クイックスタート リポジトリで確認できます。

各クイックスタートには、iOS 用の Xcode プロジェクト、Android Studio プロジェクト、デスクトップ プロジェクトの生成に使用できる CMakeLists.txt ファイル(Firebase プロダクト自体がデスクトップのターゲットをサポートしている場合)が含まれます。