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Doodle の事例: Crashlytics と Firebase を使用してユーザー エンゲージメントを 42% 向上
Doodle のスクリーンショット

はじめに

Doodle は打ち合わせに最適な日時を見つけるのに便利なアプリで、Android、iOS、ウェブに対応しています。同社は、エンゲージメントとユーザー維持率を増加させる取り組みの一環として、このネイティブ アプリの設計を見直すことにしました。再設計は 2 つの段階に分けられました。まず Crashlytics を使用してアプリの安定性を改善し、次に Firebase Remote Config を使用してオンボーディングとアンケート作成機能の A/B テストを行いました。


課題

モバイルアプリのフローと画面のデザインを見直す前、Doodle はアプリの品質を改善し、クラッシュに遭遇していないユーザーの割合を 100% に近づけたいと考えていました。しかし、クラッシュを手動で追跡して解決するのは時間がかかりました。

また、7 日間ユーザー維持率の指標が同社の求めるレベルに達していませんでした。オンボーディング中にユーザーがアプリの使用をやめることを懸念した Doodle は、ユーザーが Doodle の価値を理解してタスクをより短時間で完了できるように、オンボーディング プロセスを更新して登録フローを合理化しようとしました。しかし、ユーザーを混乱させずにインターフェースの変更をテストする方法がわかりませんでした。

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解決方法

Doodle でシニア Android エンジニアを務める Alexander Thiele 氏は次のように述べています。「Crashlytics により、クラッシュを表示させてその根本原因を特定できるようになり、時間が節約されました。特に便利なのはログやキーをクラッシュ レポートに追加する機能で、これは解析しにくいクラッシュのトラブルシューティングに役立ちます。私たちは致命的でないエラーも記録しており、そこからアプリで何が起こっているかをより詳しく知ることができます。アプリの安定性を改善した後、Doodle のチームは設計の更新に焦点を移しました。」

「Firebase Remote Config を使用して、ユーザー オンボーディングと投票作成フローの両方をテストしたところ、最終的にあるフローを採用したときに投票作成数が 42% 増えたことがわかりました。当社にとって最も重要なユーザー エンゲージメント指標が大幅に増加したのです。」(Thiele 氏)

Firebase Remote Config により、Doodle は UI の変更を広範に実装する前にテストすることができました。また、Crashlytics を使用したことで、発生した安定性の問題を直ちに把握できました。アプリの再設計は簡単ではありませんが、適切なデベロッパー ツールを手にした Doodle のチームは作業をスムーズに進めることができました。


結果

アンケート作成数が 42% 増加

7 日間ユーザー維持率が 6% 向上

1 日のアクティブ ユーザー数が 15% 増加

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「Crashlytics のリアルタイムのクラッシュ レポートと、Remote Config を使用して変更をユーザーのサブセットにリモートでデプロイする機能を組み合わせることで、1 日のアクティブ ユーザー数を期待以上に伸ばすことができました。」

- Doodle 社シニア Android エンジニア Alexander Thiele 氏