Monitoring

Firebase Genkit は OpenTelemetry で完全に計測可能で、テレメトリー データをエクスポートするためのフックを備えています。

テレメトリー構成

Genkit の構成は、インストルメンテーション(トレースと指標)とロギングフックを公開する telemetry ブロックをサポートしています。これにより、プラグインで OpenTelemetry とロギングのエクスポータを提供できます。

configureGenkit({
  telemetry: {
    instrumentation: ...,
    logger: ...
  }
});

Genkit には、Cloud のオペレーション スイートにテレメトリーをエクスポートする Google Cloud プラグインが付属しています。

Trace ストア

traceStore オプションは、テレメトリーの計測を補完するものです。これにより、Genkit Developer UI でフロー実行のトレースを検査できます。トレース ストレージを実装するための個別の構成が必要です。firebase プラグインは、Firestore ベースの実装を提供します。この構成は省略可能ですが、本番環境で問題を検査してデバッグできるため、使用することをおすすめします。Firestore ベースのトレース ストレージを使用する場合は、トレース ドキュメントの TTL を有効にすることをおすすめします(https://firebase.google.com/docs/firestore/ttl)。

import { firebase } from '@genkit-ai/plugin-firebase';

configureGenkit({
  plugins: [firebase()],
  traceStore: 'firebase',
});